One Tap BUY公式ブログ

by スマホ証券「One Tap BUY」

牛さん、熊さんとの付き合い方

株式市場では、牛(ブル)は「株価上昇」の、また、ベア(熊)は「株価下落」のシンボルです。

そこから、株価が上がると収益が上がるファンドを「ブル型ファンド」、株価が下がると収益が上がるファンドを「ベア型ファンド」と呼びます。

 

ブル型もベア型も、株価指数の2倍、3倍…と倍数で連動するものが主流です。例えば、日経平均が3%動けば、2倍なら6%、3倍なら9%ファンドが動くことになります。この倍率がかかることを「レバレッジ」といいます。

 

市況が上がるか下がるか予想を立てて、積極的にその予想に基づく収益を取りに行くスペキュレーションとしても使えるほか、保有する株式資産をマーケットリスクから守るためのヘッジとしても使える「ブル・ベア」ファンドですが、

■参考:取引所にいる牛と熊(ブルとベア)って知ってる?

http://onetapbuy.hatenablog.com/entry/2017/12/06/152241

 

一つ注意点があります。

 

それは、「長期投資には向かない」ということです。

株式を無理なくゆっくり、長期投資をお勧めしているOne Tap BUYには珍しく。

 

というもの、ポイントとして、「ブル・ベア」ファンドが目指す投資成果「2倍連動、3倍連動」「2倍逆連動、3倍逆連動」は、毎日、毎日、「前日比で計算」される点です。

 

計算で説明すれば、こんな感じです…

前日の日経平均終値が20,000円でした(同じ日のブル2倍、ベア3倍も20,000円としましょう)。本日、5%値上がりして21,000円となりました。

 

ブル2倍ファンド= 20,000×5%×2倍=2,000円値上がりする→ 22,000円になる。

ベア3倍ファンド= 20,000×5%×3倍=3,000円値下がりする→ 17,000円になる。

 

ここまでは特に問題ありません。

 

翌日、日経平均が20,000円に戻りました。21,000円→20,000円なので4.8%(1,000円÷21,000円)値下がりです。

 

ブル2倍ファンド= 22,000×4.8%×2倍=2,112円値下がりする→ 19,888円になる。

ベア3倍ファンド= 17,000×4.8%×3倍=2,448円値上がりする→ 19,448円になる。

 

2日間かけて日経平均が元の20,000円に戻りましたが、ファンドはどちらも20,000円に戻り切れませんでした。前日比ではきっちり日経平均の騰落率の2倍・3倍を実現しますが、それぞれの投資家が「自分が買った時」を起点にすると、日経平均が戻ったのにファンドの価格は戻らないことになります。

 

この現象は、倍率が高くなるほど、また、保有期間が長くなるほど影響が大きくなります。仮に日経平均が20,000円→22,000円→20,000円→22,000円→を繰り返したとします。この期間に、「ブル・ベア」ファンドを10日間持った場合の計算結果をグラフにするとこうなります。

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実際はもっとランダムに波行し、市場も1日5%レベルで動くこともそんなにあることではないので、説明のために大げさな表現とはなりましたが、このような特徴があることを覚えておいていただければと思います。

 

そもそもの商品設計が数年、数ヵ月などの長期投資に向くものではなく、一時的なリスクヘッジの手段や、レバレッジによる値動きの大きさを利用した、短期での売買を目指した投資にはオススメです。

 

次の回は、逆に、なぜOne Tap BUYがブル・ベアETFをご提供するのか、意外な安全弁について解説します。

 

金融商品取引業者 株式会社One Tap BUY 

関東財務局長(金商)第2883号

加入協会:日本証券業協会

 

<<リスクと手数料>>

国内証券への投資は、株価(価格)の変動、発行者等の信用状況の悪化等により元本損失を生じることがあります。加えて外国証券への投資は為替相場の変動により元本損失を生じることがあります。また、ETFについては、需給関係による変動により目指す指数の動きから乖離するリスクがあります。なお、証券の売買や為替の転換時に所定の取引コスト(スプレッド)がかかります。投資にあたっては、契約締結前交付書面をお読みください。

 

手数料等コスト・リスクについて

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